焼香順位帳の作成
通夜の夜、翌日の告別式での焼香順(親族・団体代表)を決める。親族焼香順位帳と団体代表焼香順位帳をそれぞれ作成する。告別式開始二時間前までに葬儀社の司会に焼香順位帳を渡す。
親族焼香順位
親族焼香の順番を決めていくのだが、順位以外に大事なのが留焼香を決めておかなければいけない。なお、葬儀委員長がある場合は一番最初に焼香となる。
この焼香順位と留焼香というのが結構もめることが多いようで、葬儀社は絶対に口を出さない。うちの場合とやかくうるさくその辺りのことを言う親戚はいないので気分は楽であったが。
大まかな順番としては、喪主→遺族→親族→留焼香となる。(葬儀委員長がある場合はトップに焼香)
その一家の主(喪主の父)が亡くなった時の焼香順位例をあげてみる。うちの場合は喪主は母にしていたが、この例では息子(長男)が喪主となっている。なお関係は喪主(長男)から見ての関係で表される。
親族焼香順位例一
- 喪主(長男)
- 母
- 喪主(長男)の妻
- 孫(喪主の子)
- 喪主(長男)の弟(次男・男兄弟)
- 喪主(長男)の姉・妹
- 伯父・伯母(父(故人)の兄弟姉妹)
- 喪主(長男)の兄弟姉妹の子(父から見ると孫)
- 喪主の妻の親
- 喪主の妻の兄弟・姉妹
- 喪主の従兄弟・従姉妹
- 父(故人)の親友・友人(年長順)
親族焼香順位例二
- 喪主(長男)
- 本家(父の出た家の当主)
- 母
- 喪主の妻
- 喪主の子(父からして孫)
- 喪主の弟・姉・妹
- 喪主の妻の両親
- 伯父・伯母夫婦
- 叔父・叔母夫婦
- 故人(父)の孫たち
- 喪主の従兄弟・従姉妹
- 父(故人)の親友・友人(年長順)
- 父(故人)の使用人
- 喪主の友人代表
あくまでも参考例なので一切当方では責任を負いかねます。
留焼香に関しては出来る限り近しい血縁者で、上の順位で当てはめて上位の親族にお願いするのがよいようだ。
代表(団体)焼香順位
代表(団体)焼香の順位に関しては、自治会(町内会)→公職(議員など)→会社関係となっているようだ。自治会でも複数の部会がある場合自治会側と話し合った方がよい。