core i7 2600でちょっとオーバークロック

2011-09-10

core i7 2600でちょっとオーバークロック

前回の記事(『グラフィックボードグレードアップ・メモリー増設でトラブル』)で書いたようにPCが不安定不調になったのですが、何とか元の調子に戻ったようです。

初自作から半年ほどは本当に満足していたのですが、グラボのグレードアップを機にケースをPC内が見えるものにして光物なんかしてみたいとか、挙句の果てにはマザーボードをZ68に換えてIvy bridgeが来年出るまで、CPUをi7 2600kに換えてオーバークロックに挑戦して遊んでいようかなどと、良からぬ欲望が沸いている今日この頃です。まあ先立つものがないので実行には移つせませんが。

で、ウィンドウショッピング的にPCパーツのレビューなどを見て回っていると、「無印Kなしの2600でもプチOCは出来る」という書き込みがあった。「2600 オーバークロック」でググると、『Core i7 2600とP8P67を使ってみる ~ 神様のぷちOC編 4.2GHz動作』なるページが上がってきた。上記ページをありがたく参照させてもらい、早速プチオーバークロック設定をしてみた。

Kなし無印でもプチオーバークロックできる

Kなし無印のCore i7 2600 SandyBridgeは、定格3.4GHz、TurboBoost時最大3.8GHzで動作する。通常オーバークロックする場合は、CPU倍率限定が解除されているi7 2600kとP67マザーの組み合わせなのだが、無印2600でもP67マザーでTurboBoostの上限を4.2GHzまで引き上げられるようだ。

ただし、上記参照ページに書かれているようにシングルコアでの上限が4.2GHzであって、2コアで4.1GHz、3コアで4.0GHz、4コアで3.9GHzとなるそうだ。上記参照ページはASUS P67マザーのBIOS設定でコア別の倍率設定が可能なようだが、私はAsrock P67 Extreme4なのでコア別の倍率設定の項目がなかった(あるけどただ単によう見つけないだけかも・・・)

Asrock B3 P67 Extreme4

BIOSのOCのCPUのところをautoからマニュアルに

オーバークロックの設定はBIOSのOCのCPUのところをautoからマニュアルにして、CPU Ratioのところに42と入力してみた。再起動後、コンピューターのプロパティを見てみると、4.20GHzの文字が・・・おろ?これでTurboBoostが4.2GHzになってるのかな?

4.20GHzの文字

ASRock eXtreme Tunerのハードウェアモニターで見てみると、CPU Speed 4200.00MHz CPU Ratio x42.0と表示されるときがある。プチOC設定前は、CPU Speed 3800.00MHz CPU Ratio x38.0までしか見たことがないのでこれで有効になってるということなのかな・・・

4.20GHz

プチオーバークロックの効果

本来ならベンチマークなどでちゃんと検証すれば数値で出てわかるのだろうが、私の場合そこまでこだわらないというか、なんと言うか・・・といいながらwindows エクスペリエンスしてみた 苦笑

Core i7 2600無印Kなし 4.2GHzプチオーバークロック前
4.2GHzプチオーバークロック前

Core i7 2600無印Kなし 4.2GHzプチオーバークロック後
4.2GHzプチオーバークロック後

おろ?プロセッサのスコアが0.1あがりました・・・これはちょっとうれしい誤算、まさか上がるとは思ってなかった。でもよく考えれば、CPUクロックが100MHzあがればひとつ上のグレードのCPUてこともあるし(2500と2600とか)、このプチOCでも結構大きいのかもしれない。

windows エクスペリエンスくらいでちょっとうれしいのだから、自作チューンしたPCがちゃんとしたベンチマークとかでいい数値が出たらやっぱうれしいだろうし、楽しいんだろうね。その辺りがオーバークロック、自作PCチューンの魔力なのかも・・・まあ、私なんぞが足を踏み入れることができないところですが・・・

足を踏み入れることができないところ、踏み入れてはいけないところはわかってるけど・・・Core i7 2600Kがほしくなってきたなあ・・・て、ダメダメ!嵌ったら首くくらなあかんようになるわ~Ivy bridgeまで待とう、っておいおい。快適に使うためのチューンであって、チューンの為のチューンではあかんやろ

ASRock マザーボード