腰痛の種類と原因

2009-04-29

腰痛種類と原因

腰痛の種類と原因腰痛について他人に相談してみると、腰痛体操をやってみたらや形成外科に行ったほうがいい、整骨院でマッサージしてもらったらなど色んな答えが返ってきますが、大まかに分けて腰痛には種類が二つ存在しているようです。
まず一つ目には背骨に何らかのトラブルが起こっており、その背骨のトラブルを原因として筋肉異常が発生し腰痛につながっているケースです。

背骨のトラブルが原因の腰痛

この腰痛の種類の原因、背骨のトラブルを具体例であげてみると、椎間板ヘルニア、変形性脊椎症、骨粗鬆症、腰痛症(筋膜性腰痛症)などがあげられます。

大御所喜劇女優の京唄子さんが腰椎を骨折されたニュースがありました。原因は骨粗しょう症だったようですが、以前からひどい腰痛だったのではないでしょうか。

背骨・腰椎トラブルの中でも椎間板ヘルニアを患って手術を受けた人や通院をされている人がかなり居るでしょう。またぎっくり腰といわれる腰痛症(筋膜性腰痛症)を、特に寒い季節になると引き起こす方が増えている様です。

さらに前述しました骨粗鬆症を起因として、更年期の女性において慢性的な腰痛に悩む人も多いようです。

この様に背骨、腰椎など骨や関節、その周りの筋肉の障害で起こる腰痛には直接の原因、種類はいろいろです。

内臓疾患が原因の腰痛

腰痛の種類と原因次に二つめの腰痛の種類としましては、内臓の病気が原因で起こる腰痛があげられます。
この種類の腰痛を引き起こす原因の内臓疾患としましては、尿管結石、腎臓結石、大動脈瘤、婦人病などがあげられるようです。
腰痛と内臓疾患の関係がなかなかわからないことが多いので注意深く体の状態を見ることが必要です。腰痛が長期間、継続的に痛み、医師の診察を受けてみると内臓の病気だったということもあるようです。

尿管結石の痛みは腰痛のひどい時と似ており、背骨、腰椎など骨や関節、その周りの筋肉の障害で起こる腰痛と間違えやすいです。ただ、一度経験したことがあるのですが尿管結石の痛みは本当に激痛でしたので、痛み始めは「腰が痛い」と思うくらいかもしれませんが、すぐに腰痛ではないことはわかると思います。

腰痛の種類は大きく分けて二通りですが、腰痛を引き起こしている原因は人によって異なりますので、まずは腰痛の原因を知ることが重要となってきます。

腰痛の原因を知らないで他の人に効果があったと言うことだけで腰痛の対処法を実践してしまうと良くなるどころか、逆に腰痛の原因の内臓疾患、筋肉の障害などを悪化させてしまう危険性があります。

骨粗しょう症が腰痛の根本的原因なのに、他の人が腰痛体操で治ったからといって急に体操を始めてしまったら・・・考えるだけで怖いですよね。

腰痛で悩まれていたら専門医に一度診察してもらい、原因を正確に把握した上で適切な治療を受けることが重要だと思います。放っておくと生命の危険につながる様な内臓疾患の症状として腰痛が起こってる可能性も考えられるようです。