男性の更年期障害からのうつ病

2009-04-04

男性の更年期障害からのうつ病男性の更年期障害とうつ病には関係があると言われているようで、更年期障害からくるうつ病は長引きやすいとのことです。
更年期障害とうつの関係についてどういうことかというと、例えば、年齢も若くてからだも精神的にも充実している頃から、男性が40代くらいになるとどうしても体の筋肉が細くなってしまったり、仕事でがんばりが利かなくなったりします。

若い頃から運動万能のスポーツマンや仕事ができる人などはプライドの高い人や自分ができることを自負し誇りにしている人が多く、体型がどんどん劣っていく自分の姿を見たり、若い頃の様に仕事に無理が利かなくなってくると、自分に自信が持てなくなってしまいます。

自信を落としてしまうと気力が失せてしまい、がんばる力が出なくなり、体がなまってしまいどんどん機能が衰えてしまいます。

その結果として、精神的に余裕が無くなり集中力や忍耐力が失われたりして、どんどんうつの状態にはまっていき、負の悪循環陥ってがんばれなくなってしまいます。

負の悪循環にはまってしまうと、特に自分に自信がある人、上の例えでいうと仕事のよく出来る人やスポーツの出来る人ほど、昔の自分と現在の自分を比べ衰えてしまったと強く自分を責めてします。

衰えてしまったと思い込み過ぎて自分自身に自信がなくなると、周りの視線が気になり人に会いたくなくなるうつ状態になります。

うつには不眠の症状がでることがしばしばあるので、不眠症により夜に眠れなくなると昼間に眠気が来るので生活習慣が昼夜逆転しまいます。

そのために仕事も手に付かなくなることも多くなるので、忍耐力、集中力の欠けた自分に悩み続け結果、うつの状態が長く続いてしまいます。

男性の更年期障害からのうつ病うつ病は精神的な部分にのみ悪影響を与える病気ではなく身体的にも悪影響がおよぶ様です。

医師により適切な薬を処方してもらい服用することによって脳内神経伝達物質のバランスの乱れが改善されていくそうです。

焦らず十分な休息をとって、正しい薬を服用することがうつ病治療には重要なのです。自分に自信がなくなったのは、衰えがきたのではなくうつ病によるものなので焦らず自分のペースで治療しましょう。

うつ病治療は周りの人も大事になります。焦らす言動は厳禁です。静かに経過を見守ることが大切です。

うつ病とは

精神活動、身体活動の低下、抑うつ気分や不安や焦燥、不眠症、食欲の減退などを特徴とする気分障害の一種で精神疾患です。

今では一般にも理解されてますが、少し前まではうつについて理解がされていないため怠け病などとも言われていました。現在、うつ病は脳と精神的な面との両方の原因から起こるとされています。

自覚症状がほとんど無く生活に困らないようなものから、自殺などで生命にかかわる重いものまで存在します。うつ病は誰もが発症する可能性があり十分に注意しなければならない病気です。