男性の更年期障害 40代男性からだの悩み

2009-04-01

男の更年期障害

男性の更年期障害 40代男性からだの悩み一般的に更年期障害は女性特有の病気だと思われていますが、実は、40代・50代の更年期の男性も主に低下する男性ホルモンなどが原因で女性の更年期障害に似た症状がでるようです。
では何故に男に更年期障害に似た症状が起きるのでしょうか。

女性の場合では閉経の前後で、女性ホルモンの分泌の変化や体内活動の変化が急激に現れることによって更年期障害が起こるのがほとんどですが、男性の場合はもちろん月経はありませんから閉経があるわけがないですね。

男性の場合、加齢による男性ホルモン分泌機能の低下、環境の変化、ストレスに起因する精神的不安定などが影響し、更年期障害のような症状が出るようです。

ストレス社会の現在では加齢による男性ホルモン分泌機能の低下も大きな更年期障害の要因ですが、精神的な面での対処も必要になってきます。

仕事のストレスや不況下でのリストラに対する不安、またリストラとは逆に40代となると会社でも重要なポストに就くことが増えそれに伴なう精神的プレッシャーの増加、家庭では子供も大きくなり親離れし、いざ夫婦二人で過ごす時間が増えた時の夫婦関係の持ち方についての悩みなどが更年期障害の原因、引き金になっているのです。

男性の更年期障害は、閉経前後に症状が集中する女性の更年期障害と比べると、長期的にかつ慢性的に症状が続くことが多いようです。

男性の更年期障害更年期障害というものは症状が出やすい人、出にくい人が極端に違う病気の様ですが、男性の更年期障害ではどのような男性の方に症状が出やすいのだろうか。
一概には言えませんが端的に言うと、精神的に余裕の無い人、几帳面な人や責任感の強い人、考え込むタイプで気分転換が下手な人などです。

逆に更年期障害になりにくい人は、おおらかな人や、マイペースな人、仕事とプライベートの切り替えがスムーズな人など、気分転換や楽天家的な人は更年期障害にはなりにくいと言えるのではないでしょうか。

他にも今まで継続してやっていた事、うちこんでいた事を急にやめてしまったりすることで発症することがようです。

例えば、好きでしていた仕事を急にやめてしまったり、今まで趣味やスポーツをやっていて急にやめたりする事などが挙げられます。

男性の更年期障害は防ぐ為には早いうちからのケアが必要になってきます。特に精神面での対処は重要ですが、ストレス要因が雑多でなかなか要因の解決がむずかしいのが現状です。

加齢による男性ホルモンの低下については、年齢的なものですので仕方ない部分がありますが、対処次第ではホルモンバランスの維持、低下を遅らせる方法はあるようです。

次回記事では、男性更年期障害の症状についてまとめてみたいと思います。