男性更年期障害の症状 ホットフラッシュ
男性更年期障害の症状のなかで精巣ホルモンのテストステロン減少を原因としておこる、ホットフラッシュ(HOT FLASH)と言われる更年期障害症状があります。
ホットフラッシュとは、運動中、運動直後でもないのに、急に首や顔がカッと熱くなったり、のぼせたりすることです。大量に発汗したり、胸の動悸が起こることもあります。
ホットフラッシュ 男の更年期
ホットフラッシュは急に症状がでたりしますので、一度ホットフラッシュが起こってしまうと人前で必要以上に緊張してしまったり、気分が落ち着かなくなったり、夜中に症状が出て眠れなくなる人もいます。
症状の回数には個人差があり、頻繁に起きる人は数分おきに出る方もいれば、一日に一回程度の方、一週間に数回という方など起こる頻度にバラつきがあるようです。
ホットフラッシュの原因
精巣ホルモンのテストステロン減少が原因とありますが、なぜホットフラッシュが起きるのかが気になります。
ホットフラッシュの原因は、自律神経の乱れことによって起こる運動神経の異常によって抹消血管をコントロール出来なくなるからだと言われています。
抹消血管をコントロールなんて意識してできないからホットフラッシュを防ぐことなんて出来ないと思われるかもしれませんが、常日頃に自分でもできる対策はあるようです。
大きく腹式呼吸をすることによって交感神経をやわらげ、症状の起こり始めた時に実施することによってホットフラッシュが軽くなることがあるようです。
他に、着やすい、ゆったりした服を着ることや、いろんなことにゆとりを持って体を緊張させない少し"緩め"の生活を送ることも大切です。
ただし、高血圧や甲状腺、心臓などの症状でも同様のことが起こる ので注意が必要であり早めに検査を受けることが最重要です。
ホットフラッシュの症状により自分は更年期障害なのだと気付く人が多くいるようです。