昼勤復帰と慰霊祭

2011-03-30

昼勤復帰と慰霊祭

東北関東大震災の被災地ではまだまだ不自由な生活をされている方々が多くおられますが、私めはといえば相変わらずのほほ~んと暮らしております。
前回のブログから何かあったかといえば別に大したことがあったわけではないですが、しいて言えば先週より昼勤に復帰したことと、先日の日曜に昨年亡くなった父の葬儀を行った葬儀社の慰霊祭があったくらいでしょうか。
あとはあまり電気を消費しない程度にPCをいじって遊んでいるくらいでしょうかね。

昼勤復帰

以前から夜勤は無くなる無くなると言われていましたが、私だけ夜勤では無くなって(夜勤自体はまだやってます)昼勤復帰となりました。

新しい機械を受け持つことになりました。機械自体が新しいわけではなくもう20年くらい前から使ってる機械で、これまでは機械を外注に預けてその会社で作業してもらっていたのを引き上げて自社で作業することになったわけです。そこで一番働きの悪い私に『そんな機械あいつにやらせておけ!』と白羽の矢がたって昼勤務復帰となったわけです。

操作自体は簡単なのですが古い機械なのでかなり消耗していてなかなか“クセ”が強く悪戦苦闘しております。倉庫なんかでのピッキングでよく見られるのですが、両側に3階建てくらいのいくつかに仕切られたブロックがあって、真ん中にリフト(ゴンドラ)があって人間が乗り込み自ら操作して登ったり降りたり前に進んだり後ろに下がったりとしながらピッキングする品物があるブロック(部屋)に行き集めてくる、それの小型版のような機械です。

木箱に入った5mのパイプが4段4mほどの高さで、7mほどの幅で30箱程度積まれていて、その横に機械と私が乗ったリフト(ゴンドラ)があり、上下前後して目的のパイプの入った木箱に横付けして木箱からパイプを引っ張りだして機械にセット、図面に記載された寸法どおりに切断していくのです。

木箱にピッタッと付けないと真っ直ぐに切断できないので、リフト(ゴンドラ)の操作がちょっと繊細で難しいのです。またゴンドラといっても柵があるのは1方だけであとの3面は何もなし、機械の周りには40cmほどの足場しかなく結構スリルとサスペンス(苦笑)、4mほどの高さといえども踏み外した時のことを考えると・・・仕事選んでる立場でもないんで、まあがんばりますけど 笑

慰霊祭

昨年亡くなった父の葬儀を行った葬儀社の合同慰霊祭。昨年その葬儀社で葬儀をした人の慰霊祭です。287名だっけかな、昨年その葬儀社で葬儀をあげたそうです。

1月から順番に名前が読上げられ、それに合わせて祭壇にある2つのモニターに遺影写真がスライドで映し出されていきました。父は6月に亡くなったのですが、父の遺影がモニターに映ったときはやっぱり何とも言えない気持ちになりましたね。

12月まで名前を読上げられたあと、えらいお坊さんのお話。なかなかいいお話だったのだが、その中でも印象に残ったのは、宿命と運命

このお坊さん、遺族によく言われるのが「あの時こうしておけば助かったのに」「こうしておけばよかった」など後悔の念だそうです。でもこのお坊さんは、「人間死ぬときは生まれた時に決まっている。それを宿命というのです。だから後悔することはないのです。」と遺族に答えるそうです。

で運命とは・・・出かける予定だったが、この慰霊祭があるので予定をキャンセルした。出かけるときに乗るはずだったバスが事故・・・これが運命。私はアンポンタンなのでうまくお話を説明できないが、久しぶりに人の話を聞いてなるほどなあと思いました。

宿命には逆らうことはできないのでしょうけど、でも遺族は『ああしておけば・・・』と思うものなのですよね・・・