葬儀社の寝台車がお迎えに
午後7時丁度に葬儀社の寝台車が病院にお迎えに来た。
病室で、取っ手の付いたシートを敷いたストレッチャーに父を乗せ代えて地下から病院の前に止まった寝台車に向う。
寝台車に父を乗せ、母が付き添いで寝台車に乗る。
私は自分の車で自宅に向う。
父が入院していた病棟の階の看護士と担当医20名ほどが病院の外まで出てきて見送ってくれた。
病院から自宅までは車で20分程度の距離。
病院を出てすぐ自宅にいる弟に連絡、病院を出たことを伝え、ごはんを炊いておくように言う。
父の臨終から1時間ちょっと、悲しむ間もなくバタバタとしていたので、自宅に向う車中でこれからするべきことを整理していた。
訃報の連絡はどことどこに、葬儀を行う場所はどこにするのか、その前にお寺さんに連絡し通夜・葬儀をお願いし、枕経をあげてもらわなければいけない・・・などなど
そうこうしているうちに、父の乗った寝台車に3分ほど遅れて家に着いた。