リバウンド70kg達成 スロトレ開始

2010-12-25

リバウンド70kg達成 スロトレ開始

リバウンド70kg達成 スロトレ開始ここ数年の高齢・・・いや恒例行事となりつつあるダイエットの季節がやってまいりました。2ヶ月で10kg以上のダイエットからの、半年ほどかけての10kg以上のリバウンドをここ2、3年の間に2回ほど繰り返しているわけですが、さすがに体もくたびれてきたので(苦笑)、また厳しい食事制限でのダイエットばかりでも芸がないので、ここいらで筋肉をつけて基礎代謝をあげて根本的に太りにくい体質にしようかなと思っております。

ただ単に体重を減らすだけならこれまでの2回のダイエットの経験で比較的簡単なことはわかりました、要は食わないで動く、摂取カロリーをギリギリまで削って、消費カロリーを極力増やせば(動く・有酸素運動)2ヶ月あれば15kgほどは簡単にやつれます。そう、痩せるのではなくやつれているのです。

私は元々、バレーボールなどスポーツにおいてある程度体重がある(太っている?)方がパワーが出て動けるし、跳べるし、スタミナも続くタイプなのです。

傍目には痩せている(やつれている)時の方が軽やかに動いているように見えるのかもしれませんが本人の感覚では何かが違うのです。

ただ最近では体重が増えても単にデブになっただけで動けないし、跳べない、そう加齢によって筋力自体が低下しているのです。だから今回は減量(ダイエット)が主たる目的ではなく、筋力維持・少しでもアップが本当の目的ということです。

加圧トレーニングの理論と実践 (KSスポーツ医科学書)加圧トレーニングの理論と実践 (KSスポーツ医科学書)
筋力の維持・アップということで先ずは筋トレについてネットで調べてると加圧トレーニングという筋トレがあることを知る。
加圧トレーニングについて簡単に説明すると、通常の筋トレではバーベル等の器具を用いて高い負荷で時間をかけて筋肉を追い込んだトレーニングを行わなければいけないのに対して、加圧トレーニングは腕の付け根、足の付け根を加圧ベルトでしめて血流を制限した状態にすることによって、通常の筋トレよりはるかに軽い負荷、短時間で、通常の筋トレと同等の効果が得られるトレーニングようだ。

加圧ベルトで血流制限した状態で運動をすることによって乳酸という物質を腕、足の筋肉内に貯める。筋肉を太くする(育てる)時に成長ホルモンというものが分泌されるのだが、乳酸の値が高くなるとその成長ホルモンが分泌されやすくなるそうで、加圧トレーニングによって乳酸がたまりやすくなり、実際には軽い負荷での運動なのに激しい運動をしたと脳をだまして成長ホルモンの分泌を促すようだ。

成長ホルモンは加齢によって減少するのだが、加圧トレーニングによって成長ホルモンの分泌が促され、若返り・アンチエイジング効果も期待できるようだ。またごく軽い負荷でよいので、高齢者やリハビリなどにも有効な模様。

お~これは大いに興味津々となったのだが更に加圧トレーニングについて調べるとまずは費用の高さでテンションダウン、 トレーニングジムでこの加圧トレーニングを受けると1回5,000円以上が相場、もちろんそのジムの入会金などもいるだろう。

じゃあ自宅で出来ないものかと考えて調べると、カーツという加圧トレーニング入門編的な加圧ベルト付のウェアがあるがこれでも上下で4万円、取り扱いスポーツショップで購入できるが体のサイズを加圧トレーナーに測定してもらい体にあったウェアを購入しなければいけなく、体が大きく(細く)なった場合新たにウェアを購入しなければいけない。

体が大きく(細く)なっても加圧調整できる加圧ベルト筋力アップクンEXというのも販売されているがこれにいたってはなんと腕、足用併せて10万円で加圧トレーナーに圧設定してもらい、加圧トレーニングについての講習会(1時間)を受けなくてはいけなく、トレーニングが進み圧が緩くなった(きつくなった)と思ったら加圧再設定をしてもらわなければいけない(再設定有料のところもあり)

じゃあ自分でその辺のゴムチューブで縛ったらとなるのだが、それは大変危険で圧設定を間違うと生命の危機もある。ということで興味はあるが加圧トレーニングはあきらめる。

スロトレ完全版 DVDレッスンつきスロトレ完全版 DVDレッスンつき
加圧トレーニングについて調べているうちに、スロトレ(スロートレーニング)というキーワードにあたる。
スロトレについて調べると加圧トレーニングと同じような効果があることを知る。加圧ベルトなどの器具も不要、 スロトレは石井直方先生という東京大学教授が編み出した筋トレ法のようで、元々は加圧トレーニングの効果を加圧ベルトなしでと考案されたものらしい。

結構テレビ番組とかでもかなり前から紹介されていたらしく、You Tubeなどでも動画がアップされている。(全く知らなかった私・・・ )スロトレを簡単にいうとスローに行うトレーニング(そのまんま)ゆっくりと、伸ばしきらない、曲げきらないというのが基本。

普段よく行う自重トレの腕立て伏せを例にすると、先ず腕を曲げて床に胸が着くか着かないところ(もちろん着いてはいけない)からスタート、3秒かけて腕を伸ばしてゆく(上体を挙げる)、肘が伸びきらないところで(ここがポイント 肘の関節を伸ばしきってはいけない)スタートの位置に3秒かけて下ろしてゆく(肘を曲げてゆく)、スタートの位置まできたら1秒止める(もちろん胸が床に着かないこと)、といった感じ。

筋肉に力を入れると、筋肉内の血管が筋肉が膨らむことによって圧迫され血流が制限されることになるようで、筋肉が無酸素状態になり乳酸が溜まってくるそうだ。乳酸が溜まった後の効果、仕組みは上の加圧トレーニングと同じようなことだそうだ。

要は加圧トレーニングの加圧ベルトで締める代わりに自分の筋肉で血流を制限するということのようだ。だからスロトレでは筋肉に力を入れ続けることが重要ポイントであり、関節を伸ばしきったり、曲げきったり、また反動を使って素早く運動を行うと効果がなくなるということのようだ。

腕立て伏せで肘関節を伸ばしきると筋肉から力が抜けてしまうので腕を伸ばしきらないところがポイントというわけであり、下ろす時も3秒かけないでストンと下ろすと力が抜けるし、下ろした反動で上げないために曲げた状態で1秒止めるようだ。

体脂肪が落ちるトレーニング―1日10分〈クイック→スロー〉で自在に肉体改造体脂肪が落ちるトレーニング1日10分〈クイック→スロー〉で自在に肉体改造
12月20日から上のスロトレ完全版 DVDレッスンつきを購読して実際にトレーニングを開始したのだが、初日こそ体が少し“プルプル”となったのだが以降物足りなくなってしまった。どうやら『スロトレ完全版 DVDレッスンつき』は女性向きのスロトレ本のようだ。
各トレーニング種目に、イージー、スタンダード、ハードという3種類のレベルのトレが掲載されてるのだがハードを毎日してもハードではなかった(笑)。

ちなみに本来筋トレというものは毎日行うのは逆効果、本当に追い込んだ筋トレの後は2日くらいは筋肉を休ませて栄養(たんぱく質)を摂らないと筋肉はつかない。

筋肉の超回復といのが筋トレ後2~3日後にありその超回復に合わせて筋トレを行えば効率的に筋肉はついていくそうだ。逆に筋肉が回復する前に次の筋トレを行うとオーバートレーニングとなりどんどん筋肉は衰えていくそうだ。

超回復というのが何時なのかがわからないが、筋肉痛の有無、筋肉のハリなどが目安になるようだ。基本的に大きな筋肉ほど回復に時間がかかる模様、ふくらはぎの筋肉、腹筋は1日(24時間)で回復するといわれていて腹筋は毎日してもいいようだ。

『スロトレ』のメニューをこなしても筋肉痛などもないし「これって筋肉つくのかなあ」と疑問に思ったので、スロトレ著者石井直方先生の別の著書『体脂肪が落ちるトレーニング―1日10分〈クイック→スロー〉で自在に肉体改造』 を購読してトレーニングメニューを実践してみた。

この本は基本的な筋力アップのメニュー『スロー』とより筋肉を大きく、強くするメニュー『クイック』にわかれている。『スロー』のメニューを2回ほど実践したが、ばっちり筋肉痛になりました。内容は『スロトレ』のメニューをより男性向けにしたという感じです。

みっちり1ヶ月から2ヶ月程度スローのメニューをこなせば基本的な筋力はつきそうに思います。そうすれば自ずと太りにくい体になるんではないかと・・・

まあ私はスポーツ(バレーボール)に使える筋力(筋肉)を少しでも維持するのが最終的な目的なので、今回体重の減少などはあまり興味はありません。

リバウンド70kgというタイトルをつけていますが、それが(ダイエットが)今回のスロトレ(筋トレ)開始の理由ではなく、本当のところはジャンプ力低下が大きな理由です。

大袈裟ですが私の中には“跳ぶ”ということにずっとこだわりがあります。それは幾つになってもかわらない。人からすれば「そんなのどうでもええやん」ことでしょうが・・・

バスケットのゴールリングを見るたびに「もう1回あそこに届けへんかなあ」と、もうじき50(苦笑)にして、今ではボードにすら届かないのにマジでいつも見上げています。

跳躍力UP集中トレーニング跳躍力UP集中トレーニング
ちなみに左のようなジャンプ力UPのトレーニング本もすでに購入し読んでいます。ただこの本のジャンプ力アップトレーニングを今の筋力のまま行うと一発で怪我をしそうなので、基礎的な筋力をつけようと思ってスロトレを始めたということが真相といえば真相です。
ちなみにこの本、高く跳ぶということについて、骨格的、動作的に解説しているのですが、私がまだ跳べていた頃のことを思い返してみると、解説に当てはまることが多くありました。

問題は・・・その高く跳ぶ為の動作が年齢的に、筋力的に出来ないということかも・・・(て、そしたら今からでは根本的に無理でしょ)まあ~不可能なちっぽけな夢でも持ってれば人生少しはハリがあるでしょうということで・・・