Brandy アルバム「Two Eleven」でカムバック ホイットニーの命日2月11日

2013-02-06

Brandy (ブランディ)は 1979年2月11日生まれ、アメリカ合衆国・ミシシッピ州マッコム出身の R&B HIPHOP ソウルの女性シンガーソングライター。1994年15歳のとき、シングル「I Wanna Be Down」でデビュー、1998年に同じ年頃のR&Bシンガー Monica(モニカ)とのデュエット曲「The Boy Is Mine」が259万枚オーバーのセールスを記録、Billboard Hot 100で13週連続1位に輝き90年代のスターに上り詰めた。

Never Say NeverNever Say Never
発売日:1998.05.29
モニカ とのデュエット曲で全米13週連続1位となるシングル「The Boy Is Mine(ザ・ボーイ・イズ・マイン)」でグラミー賞を受賞、1998年リリースのアルバム「Never Say Never」が500万枚以上(アメリカのみ)と一躍1990年代のティーンズR&Bの大スターとなったBrandy。
ホイットニー・ヒューストンと共演したディズニーTVのCinderella(シンデレラ)でEmmy賞を受賞、2002年リリースのサードアルバム「Full Moon」も日本でゴールドディスク、アメリカ国内で100万枚のセールスとまだまだ2000年代初めも元気だった。

2004年、アトランティック・レコードでの最後のアルバム「Afrodisiac」をリリース、そして2006年ブランディが低迷するきっかけとなるターニングポイント的な出来事がおこる。自動車事故を起こし、女性一人を死亡させるきっかけを作ったとして多額の損害賠償を請求されることになった。

2008年エピック・レコード移籍し、アルバム「Human」をリリースするが全くの不調に終わり、1年でエピックとの契約を解除、キャリアが低迷・停滞してしまう。

2010年弟のRay Jといっしょに出演した「Brandy and Ray J: A Family Business」でブラウン管に復帰、2012年2月14日バレンタインデー「The Boy Is Mine」から14年ぶりとなる続編ともいえるMonicaとのデュエット曲「It All Belongs To Me」がリリースされ話題になり復活のきざしとなる。

Monica, Brandy – It All Belongs To Me

男性に貢いでダメになった女性同士が一致団結、目を覚ましてゆく姿を唄った曲、最後に貢いだ車を爆破するシーンはインパクト大

トゥ・イレヴン (デラックス・ヴァージョン)トゥ・イレヴン (デラックス・ヴァージョン)
2012年10月16日レーベルをRCAレコードに移籍し、「これが最後のチャンス」と背信の思いで、自身で「カムバック」としてリリースしたアルバム「Two Eleven」が、ファーストカットシングルのクリス・ブラウン(Chris Brown)をフィーチャーリングした曲「Put It Down」でR&B/Hip Hopシングルチャートで最高3位を獲得、2002年「What About Us?」以来10年ぶりのトップ10ヒットに。Two Elevenは2002年の「Full Moon」以来10年ぶりR&B/Hip-Hopランキングで復活の1位に輝き、総合でも3位となって2004年の「Afrodisiac」以来、8年ぶりとなるトップ3入り

Brandy – Put It Down ft. Chris Brown

「Two Eleven」は、影響を受けたホイットニー・ヒューストンの命日であり、Brandyの誕生日である2月11日にちなんで“Two Eleven”となっている。
ホイットニー・ヒューストンが亡くなる前もらった「あなたらしく自分を貫き、挑戦し続けなさい。」という言葉がブランディの支えになっているそうだ。