Windows版 Safariを使ってみた

2009-03-31

Windows版Safari

Windows版 Safari今更ながらWindows版 Safariを使ってみた。
まず驚いたのは、ブラウズ表示の綺麗さ。さすが、クリエイターに人気のMacのブラウザだけあって、お洒落で洗練された画面である。IEの画面を見慣れた私にはまるでPDFファイルを見ているかの様である。

もちろんネット環境や使い方、開くページによって動作スピードは変わるでしょうが、動作はまあまあ軽くサクサク動きます。機能はまあ色々あるのでしょうが、使い込む気はないのであまり試してません。

サイト表示がどのようになるか、不具合がないかの確認のために使っているからです。サイト作りをしているとIEに対応してるだけではいけないので・・・

細かな部分でIEとはコードの表示が異なっていますね。ただ、レイアウトが崩れるなどの致命的な表示の違いはありませんね。しかし同じコードを表示しているのに、どうしてこんなに綺麗なのでしょうか?

画面表示の美しさのほかに、機能面で面白いと思ったのは、URLのUTF-8の部分が日本語に変換されてアドレスバーに表示されるところです。

日本語URL

上の画像の/布団セット/羽根布団.htmlの部分は実際は文字コードUTF-8なのですが、それが日本語に変換されてアドレスバーに表示されます。IEでは元のUTF-8のまま表示されます。(%○○といった感じ)

サブドメインの部分は、UTF-8でエンコードされているのではなく、ピュニコード(Punycode)というコードにエンコードされていて、布団.kenji-s.comの布団の部分はIEでも表示されます。

サイト作りで、ディレクトリ、htmlファイルの名前をUTF-8でつけるとSafariでは日本語で表示されるというわけです。

アマゾンのURL

アマゾンのURLではよく、%○○%e5%○○%e5%4k%e5なんてコードがURLに含まれているのを目にすると思いますが、上の画像を見ていただけばわかる様にあれはショップ名、商品名などをUTF-8にエンコードしてディレクトリ名などにつけていたのですね。

また、グーグルなどで検索し、その検索結果のページにUTF-8でエンコードしたURLが含まれていた場合、日本語で表示されます。検索結果のページのURLに日本語があると結構インパクトがあって思わずクリックしてしまいますよね 苦笑

SEOに効果があるのかないのか不明ですし、ひょっとしたらスパムになるかもしれませんが、面白いですよね。ウィキペディアでもキーワードの部分が日本語で表示されます。

日本語をピュニコード(Punycode)・UTF-8にエンコードしてくれる便利なサイトがあります。
日本語URL変換ツール ~ ピュニコード(Punycode)・UTF-8などのエンコードに
いろんな日本語を入れてみると面白いです。ただ、負荷がかかるのでほどほどに・・・

追記
2012年7月26日に、Windows版Safariの提供は終了