水冷CPUクーラーH70の取り付け 初めてのパソコン自組み立て 組立編3

2011-04-14

CPUクーラー SSD HDDの取り付け 初めてのパソコン自組み立て 組立編3

前回パート2で起動テストをおこなったのだが、実際にはCPU水冷クーラー(H70)を取り付けてから起動テストを行ったような気がする。そのあたりの順番の記憶が曖昧なのだ。

PCを組み立てたのはまだ1ヶ月ちょっと前のことなのにこれだから困ったものである。短時間の起動テストでCPUクーラーを取り付けてなかったにしても、CPUの温度が100度になるわけでもなく別段問題はなかろう。

よく思い返してみるとCPUクーラーを取り付けてから起動テストをおこなったような気がする。CPUクーラーの稼動テストを考えれば、CPUクーラーを取り付けてから起動テストが正解であろう。ということでCPU水冷クーラー(H70)の取り付け備忘録から

CPU裏に取り付けプレート装着

私は部品の名称など覚えるのが苦手で“こんな形のやつ”て感じで覚えるので部品の呼び方は間違ってます。まあ私自身はわかってるということで受け流してください。

まずCPUの裏にゴム製の固定用のプレート(ステイ?)をマザーに貼り付けます。このプレートの四隅にはねじ固定用のピンを挿しておきます。このピンの位置にあわせてマザーボードには穴があいており、表のCPU水冷クーラーのヘッド?(CORSAIRと書いてる丸いやつ)を取り付けるブラケット?を固定するねじを通します。(CPU周りの四隅にねじがあるやつ)ブラケット固定用のねじは最後まで締めずにゆるゆるに仮止めしておきます。

ラジエターファン取り付け

ラジエターファン取り付け

次に循環しているクーラント(冷却水)の余熱をとるラジエターとラジエターに空気を当てるファンをPCケース内の後方上部に取り付ける。

このあたりの冷却の仕組みは車のラジエターと同じ、エンジン内を回ったクーラントはラジエターで走行風やファンによって余熱をとられ再びエンジン冷却のためにエンジンへ循環、エンジン=CPUということです。

このCPU水冷クーラーはラジエターを2枚のファンでサンドイッチしてます。空気の流れは外からケース内へ。このケースの通常のエアフローは前面の20cmファンで吸気、天井面の20cmファンとケース背面上部の12cmファンで排気となっています。元々PC内をガンガン冷やすエアフローではなく、どちらかといえば“窒息気味”のケースで冷却効率はよくないのです。

背面のファンを吸気にすることで少しでも冷えればと・・・ただ結局ラジエターを冷やした熱風がケース内に入るわけですから意味ないかも・・・まあ暖かい空気は上にいくので理にかなってはいるが。

ファンから出てる電源接続ケーブルをフロント上部ファンコントロールから出ているケーブルにつなぐ。

ブラケットにCPU水冷クーラーのヘッドを取り付け

ブラケットにCPU水冷クーラーのヘッドを取り付け

ラジエター・ファンをPCケースに取り付けたら、ブラケットにCPU水冷クーラーのヘッドをはめてねじを締めてしっかり固定する。CPU水冷クーラーのヘッドにはあらかじめグリスが塗られていて、プラスチックのカバーがされている。そのカバーを忘れずに取り除くこと、取るのを忘れるとCPUが冷えない。

ブラケットにヘッドをはめるときは双方に凸凹があるので合わせてブラケットの中にヘッドを入れ、少しひねると内側から引っ掛けるところがあるのでひっかけてヘッドを手前に引きながらねじを対角線順に締めて固定する。

ヘッドから出ているケーブルをマザーボードのCPUファン1に繋ぐ。これでCPUの温度、ファンの回転数のデータが習得される。CPUの温度とファンの回転数(もちろん回転数を上げると冷える)を自動設定するソフトもある。また、ケースファンのコントロールもこのソフトでできる。

現在ラジエター・ファンをPCケースのファンコントロールで制御しているのでこのソフトを用いてファン回転数、CPU温度の自動設定はしていない。ちなみに、まだ気温が高い日もないのだが組み立てて1ヶ月の間、CPU温度が30度を超えたことはない。

まあ、CPU温度計測データの正確性に疑問は残るが・・・オーバークロックもしていないので別にシビアにCPU温度の管理をする必要もない。ラジエター・ファンは最弱(低回転)にしている。

なお、このH70にはラジエター冷却用のファンが2枚ついているが結構うるさいので、静音タイプのファンに取り替えた。冷却水が循環するホースは堅い目で、無理やり曲げると循環不良が発生するかも・・・また最初に稼動したとき“ゴボゴボ”という音がする。初回だけで以後は音はしない。

CPU温度とファン回転数

光学ドライブ、SSD、HDDの取り付けの備忘録も書く予定だったがまた次回に・・・

これからどんどん暑くなるので熱暴走対策には注意が必要、CPUだけではなく、メモリー・HDなども熱ダレするのでエアフローも勉強しなくては・・・